WBC、メジャーリーグで活躍をし続ける大谷翔平選手。
今回はその類まれなる肉体と筋肉についてフォーカスしていきます。
鍛えられた肉体から握力の高さを期待する人は多いですが、実は・・・
・握力=60キロ
・ベンチプレス=120キロほど
・スクワット=140キロ
というのが出ている数値です。
もちろんマックス測定(1回だけどれくらいあげられるか)をしたら結果は変わるでしょうが、パワーリフターではないのでわからないですね!
大谷のメジャー挑戦初年度にキャンプで苦戦していたことに言及。さらに「彼はチームで一番強い男だ。握力検査をした時、値を振り切っちゃってね。全てのテストでとんでもない数値を出していたよ。それで、彼は足をついたままでも同じ力を発揮できることに気づいた。彼はとても運動能力が高いんだ」と話した。
https://the-ans.jp/news/164421/
事実か否か、それくらいすごいってことを伝えたいという感じですかね?笑
上記のトラウト選手との握力対決でしたが、
大谷選手が圧倒したとのことです。
大谷翔平の握力
165キロを投げる大谷翔平選手の握力はとんでもなく高い、と思いがちですが、
実は60キロちょい。
と成人男性48キロとそこまでぶっ飛んだ差はないことがわかります。
リリースの最後にかかってくるのが指の力なので、そこに到達するまでに、脚力、ひねり、広背筋、肩の柔軟性や腕の振りなど、こういった一連の動作が大谷翔平選手の圧倒的な武器であることがわかります。


この大谷選手と佐々木朗希投手もこの柔軟性です。
腕の振りを最大限生かすために、指力だけでなく、柔軟性を高めることはとても重要なんですね
大谷選手が155キロなどストレートのスピードが上がりだしたのは、プロ2、3年目あたりからでした。
技術と身体がマッチしたこと、がその要因だと言われていて、技術があってもそれを出し切る身体作りがされていないと発揮できないってことなんですね。
プロ野球選手の握力ランキング
気になるのが大谷翔平選手以外のパワーの化け物たちですよね!
一体どれくらいの握力があるのでしょうか?
順位 | 握力 | 選手名 | 所属 | |
---|---|---|---|---|
1位 | 97 | マイク・ピアッツァ | オークランド・アスレチックス | |
2位 | 91 | 脇本直人 | 千葉ロッテマリーンズ | |
3位 | 88 | バリー・ボンズ | サンフランシスコ・ジャイアンツ | |
4位 | 87 | デビッド・オルティーズ | ボストン・レッドソックス | |
5位 | 83 | 山川穂高 | 埼玉西武ライオンズ | |
6位 | 81 | 栗山巧 | 西武ライオンズ | |
7位 | 79 | アーロン・ガイエル | 東京ヤクルトスワローズ |
西部にいたカブレラ選手とかもヤバそうですね。
と思って調べたら68キロと案外低いのがすこし驚きでした。
元西武、巨人の清原和博さんは61キロ。
やはり名だたるホームランバッターもずば抜けて握力が高い、という選手はいません。
5度のホームラン王に輝いているおかわりくんこと、中村剛也選手も握力45キロくらいなので、それよりも大きな筋肉とその連動が大事かがわかってきますね!
握力は腕の筋肉だけですが
スクワットやデッドリフト、ベンチプレスなどは
コンパウンド種目と言われ、多くの筋肉が動員されます。
なので、100キロや200キロという重りを動かすことができ
すさまじいパワーを発揮できるというわけです。
さらに詳しく大谷選手の筋トレを観たい場合はこちらから!
大谷翔平のその他の筋肉

ちなみに、大谷翔平選手は
・デッドリフト230キロ以上
・スクワット180キロ
・ベンチプレス100キロ以上
という握力とは比べ物にならないほど全身のパワーを鍛えています。背筋力など全身運動であるデッドリフトはすさまじいですね!
またちなみにですが、握力1位はアスリートのマグナス・サミュエルソンさんは192キロ笑
日本を代表するハンマー投げ選手、室伏広治さんは120キロ!
強そうな相撲選手でも100を超える人は稀のようですね!
90キロを超えてくると握力で
リンゴが潰れだします笑
【比較】イチローの握力ってどれくらい?

ここで気になるのが球界のレジェンド、イチロー選手。
しなやかであり俊敏なイチロー選手ですが、
握力も高校時代からとてもあったようです。
愛工大名電ではピッチャーもやっていましたし
握力が高くても違和感ないですよね。
高校時代で60キロまで成長(もとは45キロ)。
もともとそういった筋トレを取り入れてなかったみたいですが、甲子園で体格差に驚き、筋トレを積極的に取り入れていったようですね。
なので現役のときは70キロくらいはあったと推測されます。
イチロー選手は、180センチ77キロなので大谷選手と比べると、体格は二回りほど小柄ですね。
成人男性の平均が50キロないくらいなので、
プロはやはりすごいですね。
握力が全てではない
ちなみに、握力があればホームランが打てて、速いストレートが投げられるのか?と言われるとそうではないようですね。
球界を代表するホームランバッターの松井秀喜選手は65キロほどでイチロー選手とほとんど同じだったようです。
また、大谷選手の前の最速記録保持者クルーン投手も握力は40キロ台と、私よりも低いです。
すべては全身の連動が生み出すパワーなので、
握力だけあっても他の軸となる筋肉が発達し
うまく機能しないとパワーがうまく伝わらないわけですね!
大谷翔平の握力は成人男性より少し強いだけ!165キロ投げる要因とは?まとめ

握力を鍛えれば投球がよくなる、
というのも一概には言えないようで、
そこを大谷翔平選手は理解されているんですね。
もちろん鍛えたことでリリース時の力強い動きを実現した選手もいるでしょうし、誰にでも当てはまらないわけではないのが難しい所。
少なくとも大谷選手は成人男性より少し高い握力で
怪物級のボールを投げられるということなのですごいです!