性加害問題を調査する特別チームの再発防止策提言を受けて会見を行いました。
東山紀之さん、藤島ジュリー恵子さん、イノッチこと井ノ原快彦、木目田弁護士がコメントしました。
ジャニーズ事務所記者会見内容をそして質疑応答の全文をまとめていきます。
参考記事:【まとめ一覧】ジャニーズCM企業でスポンサーが離れるのはどこ?
参考記事:【家系図】藤島ジュリー恵子とジャニー喜多川の関係|メリーは母
【全文まとめ】ジャニーズ事務所記者会見内容

今後の対応について、東山紀之さん藤島ジュリー恵子さんから。
本日はお忙しいところお集まりいただきありがとうございます。8月29日より特別チームによる調査結果が報告され、ジャニー喜多川に性加害があったと認識しており、被害者の皆様に心よりお詫び申し上げます。 9月5日をもって代表取締役社長を引責辞任いたしました。 新しい社長は東山紀之が務めます。 副社長の白波瀬も引責辞任しました。 当面の間、被害者の心のケアの業務執行意外には携わりません。
東山紀之
新しく代表となりました、東山紀之です。 改めて謝罪をさせていただきます。 年内で表舞台から引退し、今後はこの問題に人生をかけて取り組んでいきます。被害者への誹謗中傷はご遠慮ください。 今後は、特別チームの提言を受け止め、深くお詫びを申し上げます。 性加害が行われていた当時から、見て見ぬふりをして何の対策もなかったこと、事務所を代表し、深く深くお詫びを申し上げます。 こういったことが再発せぬようチームコンプライアンスオフィサーをつけます。 これまで以上に応援していただけるよう、頑張っていきます。よろしくお願いいたします。
【全文】ジャニーズ事務所記者会見の質疑応答
Q新社長になる東山さんこれまでにハラスメントを、指摘をされましたか?
A直接、されたことはありません。
Q藤島ジュリー恵子さんが株主としてはどうなるのか?今後も代表として残られる、いつをめどに降りられるのか?
A100%株主ですが、被害者への保証が速やかに進めばすぐにおります。株についても被害者への補償についても進めやすい状態なので、今後相談しながら進めていきます。
Q半世紀で数百人に性加害。この背景にジャニーズがなければ起きなかった。役割と責任はどうお考えですか?
A東山さん「ジャニー喜多川を正しいを思っていたが今は恥じています。下からの意見を言えない、上にあげられない状況がよくなかった。ハラスメントは世界的な問題なので、提言にあったように正しく向き合ってロールモデルを作っていくというのが役割」
Q東山さんは性加害を認識していた?
A噂としては知っていたが、何もしていなかった。自分は受けていないし、先輩後輩からの相談もなく、何もしていなかった。
Q事実を認識したのはいつ?
Aジャニー喜多川を信じていたので、暴露本は見ていなかった。有罪判決や報道の過熱で知った。ですが鵜沢田として信じなかった。
井ノ原「僕は小学校当時から、周りのみんなも噂をしていたし聞いていた、そうなったらどうしようと。ただ被害にあった人が相談できない空気はあったと思う。だから告白が遅れたと思います。デビューしたいとかそういう気持ちが強かったと思います。そういったときに小中学生の自分たちが、上に言えなかったのは後悔している。なんだか得体のしれない空気はあった。」
Q被害者の方当事者の方と会うか?
A話をして改善に努めるため会います。
Qジュリー社長、株100%を下げたり、同族経営を変えていく具体的なアイデアはありますか?
A同族経営が弊害であることは変えていかねばなりません。ただ今すぐ株をどうこうするということは明言できません。検討していきたいと思っている。
Qジャニーさんへの想い、事務所の名前は変更するのか?
A東山さん「どうすべきか議論しました、これだけの犯罪ですから、引き続き名乗るべきなのか。ジャニーズというは創業者、初代グループの名前。これまでタレントが培ったきたものなので、表現の1つとしていいのではないか。」
Q今までの質疑を受けて納得できない。ジャニーさんが40年以上数百人をどんぞこに落としてきた。その人の名前をこれからも冠詞にするのはおかしい。犯罪者の名前がなぜつかわれる?
A東山さん「おっしゃる通りだと思います。提言を踏まえたうえで、再出発した方がいいかもしれない。ただファンの方に支えられているため、どこまで変更すべきか考えてきた。そういうイメージを払拭していきたい」
Qまずこれで本当に社長交代、保証ちゃんとやるで十分なのですか?不十分だと分かってるけど、それしかできない理由があるのか?解体については?
A東山さん「8月の提言からできることには限界があった。今回の件は人類史上最も愚かなことでした。答えはすぐに揃えられないが、皆で頑張っていきたい。とにかくまずはやるしかない、一歩ふみだすしかない」
QTOKIOの山口さんの時、東山さんは何かしらのシグナルを出して性加害を訴えていたのではないか?
A私自身も親にはなりましたが、そういった意味はありませんでした。
Q5月14日には、性加害について知らなかった、特別チームから指摘を受けてどのようにすべきと感じましたか?
A藤島ジュリー恵子さん「当時事実認定に至らなかった。認識しているので考えが変わったというわけではございません」
東山さん「自分たちでは調べきることができず、特別チームからの提言を受けて動き出さなければと思います。」
Qメディアとの対応は。ジャニーズが無言の圧力をかけたメディア。今後どうされるのか。辞めるタレントさんを辞めさせないようにするのか?
A東山さん「メディアとの対話が必要。事務所、喜多川氏がすべて悪い。タレントさんに対しては、ジュリーとの対立はなかった。ここにいてよかったと思える事務所にしないといけない」
Q保障と同時に被害を訴える方に対して契約書をタレントと結んでいなかった。古いタレントや海外の方とはどのようにするのか?
Aジュリー社長「真摯に向き合い、在籍していたかわからない人も確認していきます」
弁護士「過去の古いお話は、提言で指摘されているように、厳密にするよりはゆるやかに対応します。」
Q藤島ジュリー恵子さんは性被害について知らなかったのか?
Aデビューしていない人に対しては接していない人も多数いる。自分に相談できる環境もなかった。そういうことが行われていることを知らなかった。
Q権限は東山さん?
Aはい。その条件をもとに就任してます。
Q風通しはよかった?
Aよくなかった。専制君主のようだったので、自分が変えていきたい。
井ノ原「ジャニーズ事務所としてはタレント、ジャニーズアイランドとしては社長として育成している。10代デビューはいない。権力が偏らないよう気を付けている。オーディションも気を付けている。」
Qファンがショックを受けた、どう謝罪されますか?
A東山さん「過去は変えられない。裏切り信頼を再構築することは困難。また信頼してもらえるよう自覚をもって取り組んでいく。」
ジュリーさん「努力して今の地位を獲得した、そこだけは誤解なきよう応援していただきたい」
イノッチ「とても複雑な思い。ジュニアに伝えるのはどんな気持ちでliveに来てくれているのか。ずっと支えてきてくれたファンの皆様がいる。」
Q2005年の書籍は事実?
A東山さん「事実ではないと思います、わかりかねる。」
Qなぜ白波瀬さんは不参加?退所したジャニーズを出さない、公正取引委員会から注意されたのはどう変えていく?
A東山さん「白波瀬は責任を取って退任したからいません。白波瀬は前の世代のため事実は把握しきれていない。世代交代は対話する機会も増やしていく。」
弁護士「藤島ジュリー恵子が責任をもって会見にきているため、白波瀬までは出席させていない」
Q白波瀬氏は虚偽の対応をしている。なぜジュリー氏より深く知る人物を呼ばないのか?もう少し正直に、ジャニーメリー独裁はどうだったのか?真実を語ってほしい。
A東山さん「覚えてないことがやはり多い。したかもしれない、してないかもしれない。」
Q藤島ジュリー恵子さんへ本当に何も知らなかった?
A知ってはいたが自分が何かすべきか、行動を起こすべきか考えられなかった。
Q株以外の動産はいくら?今回の被害者への保証に関して。ジュリーさん個人の資産も払うのか?
A答えれない。自分の責任を果たしたい。
Q白波瀬さんと話していない?
A東山さん「何も話していない、センシティブなので。退任なので登壇はさせられない」
Qほかのタレントが入る?
Aタレントが入ることはない。
Q東山さんの今後について
A10月からの新体制で年内で表舞台から退く。救済に人生をかけていく。
Qミュージックステーションに出れないタレントはジャニーズからの圧力では?テレビ局が共犯といわれるのもここ。忖度がいらないならJO1やビーファーストのタレントがテレビに出れることを約束できますか?
A東山さん「忖度圧力は必要ない」イノッチ「そんな簡単に忖度がなくなるものではない。日本にはびこってるしなくすのは困難。一緒に考えていく問題。」
Qなぜ東が社長に?
A藤島ジュリー恵子「ほかの選択肢もありましたが、今回の問題を振り返ったら当時経営陣とジュニアには溝があった。そういったことを感じない東山に依頼しました」
東山さん「経営という意味では外部の方がいいが、知らない人が来てタレントとのコミュニケーションをとることは難しい」
Qジャニー氏以外の性加害
A東山さん「厳しく対応していくべき」
藤島ジュリー恵子「何も知りませんでした、厳しく対応していく」
Qジャニーの性について知ったときのおもいは?
A東山さん「ジャニーさんを信じていた。自分の根本にあった思いがなくなってしまった。落胆がすごかった」
イノッチ「仲間と出会えたことに感謝。そういう噂は蔓延していた。裏の顔があるんだろうか。今はなんてことをしてくれたんだ。」
Q社名はジャニーという文字を見るだけでフラッシュバックしてしまうというのを加味して継続されるのか?訴えた方への対話はしますか?事務所性加害の対話もある?
A東山さん「対話をしてもいいと思っています。記憶がよみがえるかもしれない。社名についてはそのままですが、ロゴが変わるかもしれない」
弁護士「事務所性加害も補償する」
Q副社長は?
A井ノ原がすることはありません。ほかのタレントもしない。
Q対話だけではだめ。
A弁護士「人権、ガバナンス体制、コンプライアンスを重視し、第三者委員会を作ることはない。全体像について、プライバシーなので制限があるので公表しづらい。できる範囲内でお知らせしていきます。」
Qメリー喜多川氏について
A藤島ジュリー恵子「接点がなく話すこともなかった、ことは反省点」
イノッチ「めっちゃ怖い人でした。チャーミングではあった。委縮させて忖度があったと感じる。」
Q企業のガバナンスについて。不備があるのでは。なぜ取締役会さえ開いていないのか?
A東山さん「やはり間違えていた、機能していないということ。反省して作り上げていきます」
藤島ジュリー恵子「企業として信頼いただけるように代表にお願いしている」
Q性接待の闇と疑念、森光子さんとの関係
A全くありません。森光子さんはファンでいてくれて遺産を相続をしたことはない。話もない。とてもいい関係です。森光子さんは子供がおらず事務所のみんなをかわいがってくれた。
Q性暴力は悪いのは加害者、被害者は悪くない。組織の中で言い出しにくいのは?
A東山さん「ケアしていきたいがこちらからは言いづらい。被害者が言いやすい環境を作っていく」
Q報告書の指摘についてはどう考えていますか?
A藤島ジュリー恵子「真摯に受け止めています。並々ならぬ努力をタレントがして、ファンが認めて応援してくれて、今彼らがその地位についている。性加害があったからデビューできたというのは、断言はできないが、努力をしないでその地位にいる人はいないと、信じていない」
Qジャニーさんの記録をギネスを削除したことについて
A賢明な判断だと思います
Q保証ってどうやるのですか?
A弁護士「現在検討中なのでまだ答えられない、わかり次第すぐにお答えさせていただきます。」
Qサンデーライブは?
A東山さん「もう先週で終わりました。」
Q今後ジャニー氏が作り上げた育成方法はジャニーイズムは継承されるのか?東山さん自身のパワハラはどうですか?社長としての資質は?
A東山さん「合宿場などを開くことはない。パワハラは時代性もあったかもしれませんが、反省しています。」
イノッチ「本人が頑張るということで応援したい」
藤島ジュリー恵子「パワハラはあった、当時はありました。今もしているのであれば、社長の資質はないが、当時の厳しさが東山の人格を否定することにはならない。これからの東山を見てほしい」
Q60年以上長く続いてしまった理由。またこの問題を所属タレントが発言する自由はあるのか?
A東山さん「ジャニー氏の担当に入り込む、閉鎖的な空間なため非常に困難だった。多忙の中合宿場に行くときは、打ち合わせ、レッスンのみ。もし合宿場に入ったとしても、性加害を予想できなかった。タレントのコメントですが全部出してもらっていいし、聞きたい。少年隊当時は情報を共有することがなかった」
イノッチ「東山さんに同意。周りに子供しかいない。そういう環境があった。その子供が勇気を出して大人に言ったとしても、相手にされなかったかもしれない。一人が勇気を出して俺も俺もといいだしてくれた。被害にあった人は忘れたいこと。」
Q被害者への誹謗中傷を辞めてといった理由は?
東山さん「誹謗中傷で傷つく人は多い。被害者への言葉の暴力がなくなればいい。」
Qジュリーさんはいつ辞めるのか?報酬について。
Aまだ決まっていないこれから決まっていきます。
Qどの段階でメディアに向き合う必要があると思われたのか?
A藤島ジュリー恵子「当時取材にしっかり答えていなかったのは反省しています。YouTubeだけでなくメディアから質問され、今までの対応を反省し窓口を広げて可能な限りお答えすること、を指示しました。これがいつか?ということですが、春くらいから形になってきたと思います。」
Qなぜ保証を続けるためにジュリー氏は残るのか?社長は東山氏になるのか?肩書を外すだけでは影響力を持つのでは?東山氏は影響力もあるし、違う人になっただけなのでは?
A東山さん「保障は藤島ジュリーの方が適任だと考えます。タレントのケアを含めて。」
藤島ジュリー「ケア以外のことには介入しない。株主につきましては、簡単に進められないので今はこの形となります」
Q社長は東山と言われて周りの反応は?東山さんは何がよかったのか?
A驚いていた。同意をいただけたので引き受ける気持ちになりました。
イノッチ「社長就任は驚きましたが、引退ということにさらに驚きました。そこまでの覚悟を持っているのであれば力を合わせようとなりました。」
藤島ジュリー「最年長というところと信頼。二足のわらじは難しいからその覚悟を持ってもらう。芸能活動を引退するということは大変な覚悟。年長ということもあり彼にしかお願いできなかった。」
Q現役のタレントとはどうやり取りをしているのか?会社としての責任をタレントにどう伝えたのか?
A藤島ジュリー「身内のことですので、誤解が内容お伝えします。いろいろなタレントも被害者ではないかと言われたり、仕事のやりづらさもあっただろうから、何でもいいから私に言ってくれといった。体調を崩してしまい、心配してくれる人がいたり、気を使ってくれた。タレントの皆さんが支えてくれることが多かった。これからやるべきことは私を助けてくれた彼らが安心して仕事ができるように、東が目が届かないところを支えていく。」
Qメリーさんと性加害について話していたのか。親子間でそういった話はあったのか?
A藤島ジュリー「一度もなかった。家族観でそう言った話はしていなかった。普通の親子関係とは違う。私とメリーがざっくばらんに話すことはなかった。仕事場でメリーと会うこともなかった。孫を通して話すことはあった。それ以外で頻繁に話すことはなかった」
東山「メリーさん、ジュリーさんは忙しすぎて仕事場にいた」
Qスポンサーへの対応は?打ち切りはどう受け止めを?
A東山さん「今の状況を説明しないといけない。企業の個別の対応はこれから」
Qタレントからのどのようなサポートを期待しているか?
A東山さん「対話によるサポート、平等な立場で話をして人間関係を構築していってほしい」
Qメディアに対して全く相手にされてこなかった、これは白波瀬さんがやっていたのか?ジュリーさんがやっていたのか。
A藤島ジュリー「白波瀬の対応は私の責任です。後方については白波瀬がしてきたが、今年の春から私も参加してきました。支持もしてきたが移行期間で対応できなかったことを反省しています」
Q創業者一族が出てこなかった理由は?
A藤島ジュリー「ジャニーとメリーは出ないと徹底していた。私は直接謝罪すべきだと判断して出席しました。1回目の会見では材料不足でお答えできないところが多々あった。調査していただき今は深く認識しています。」
Qジュリーさんのジュニアとの付き合い方は?
A藤島ジュリー「私は女性で異性なので、ジュニアの子たちと同席するときは配慮して過ごしていた。特定のグループとご飯を食べるということはなかった。」
Q東山さんよりジュリーさんが立場が上に感じるのですが、どういった関係性でやり取りをしていたのか?
A東山さん「14歳から付き合いがある。マネジメント、などして幼馴染のような感じ。今後はそれぞれの役割をしっかりやっていく。しっかり意見を言える関係性である」
藤島ジュリー「院政を敷くつもりもない。任せた以上は東山にサポートする経営のチームと引っ張っていってほしい。」
Qジャニーさんにかける言葉は
A東山さん「かける言葉はない」
イノッチ「かける言葉はない」
藤島ジュリー「謝罪してほしい」
Q現時点で辞めたいというタレントは?
A現在は聞いていない。ここにいてよかったなと意見の通る透明性の高い事務所にしていく必要がある。
Q放送されたドキュメンタリーは変わるきっかけ?
A藤島ジュリー「それは1つの要因です」
Q具体的な研修の内容は?業界全体の人権の意識を高める取り組みは?
A東山さん「人権という部分はおろそかにしてきてしまった部分があるかもしれない。ジャニーさんの人権侵害行為を知って報道してもらうことが大事。それで気づく人もいる。機会を得ることが大事。時間はかかるが一丸となってやっていく。」
世間の声



イノッチいいやつ、というコメントは散見されていました。
ただ、慰安婦問題が加速していてまずい傾向と言われています。
参考記事:ジャニーズ事務所が慰安婦問題加速で食い物に?当事者の会との関係は
この会見の直後からジャニーズのCMからスポンサーや企業が離れていっていますね。
参考記事:【まとめ一覧】ジャニーズCM企業でスポンサーが離れるのはどこ?
質疑応答でも出てきていたジュリー氏、メリー氏、ジャニー氏の関係についてはこちらをどうぞ。
参考記事:【家系図】藤島ジュリー恵子とジャニー喜多川の関係|メリーは母
参考記事:【二股】千賀健永と三上悠亜が熱愛!長尾謙杜と交代お宅訪問で泥沼
参考記事:長尾謙杜と三上悠亜の匂わせ4選!ネイルに韓国旅行ヘッドホンサングラスの役満