【1分で理解】ダイハツの不正補償をわかりやすくまとめました。
また、これからの問題ですよね。
車を持っている、買った、どうしても必要なのに補償は?
など状況別にダイハツの補償を解説しました。
参考記事:【闇】ダイハツ不正はなぜバレた?30年不正して今である理由は…
参考記事:ダイハツ出荷停止は12月20日~2024年末まで!納車どうなる?
参考記事:奥平総一郎の経歴は元トヨタ社員|学歴は東大卒のミラクルエリート
【1分で理解】ダイハツの不正まとめ
不正事項は174にも及んでいたようで、1989年から34年にわたって不正がありました。
なんだかこういうニュースを聞くと、不正はもはや当然のことで、車業界、そしてその他の業界でも当たり前ではないかと、勘ぐってしまわざるを得ないですよね。。
【1分で理解】ダイハツの不正補償まとめ
中野社長 / クルマの通販「BUDDICAダイレクト」、YouTube動画でもダイハツについて触れています。
ビッグモーターの一件で引っ張りだこだった社長さんですね。
新車
ダイハツユーザーとして、新車を購入された場合。
こちらは不正を行ったという事実をダイハツが認めていますが、社内検査で改めて安全が確認できているため、補償はありません。
社長も174項目の不正も車の安全性には問題がないとコメントしています。
とのこと。心配ですよね。
参考記事:【解決】ダイハツ不正車種の対応まとめ|補償なしと返金ありの違い
中古車
中古車を購入してダイハツユーザーになった場合の補償ですが、こちらはありません。
理由はダイハツから所有権が離れているから、ということです。
納車待ちのダイハツユーザー
未生産されていない車に関しては、生産を中止。
現在生産されている車は、購入者と話し合い決定、返金対応もあり。とのこと。
車体番号がすでにでている(納車間近)場合は納車を選べて、でていない場合は返金となるというわけですね。(納車が必要な人は要相談とのことです。賠償も。)
参考記事:ダイハツ出荷停止は12月20日~2024年末まで!納車どうなる?
取引先420社に補償
ダイハツは2023年12月26日までに全工場を停止し、取引先420社に補償をしていく予定です。
参考記事:ダイハツ出荷停止は12月20日~2024年末まで!納車どうなる?
不正対象車種一覧
ダイハツの不正対象車種一覧は以下の通りです。
参考記事:【闇】ダイハツ不正はなぜバレた?30年不正して今である理由は…
なぜダイハツは不正があったのか
なぜダイハツは不正があったのかということですが、
タイトで硬直的な開発スケジュールによる極度のプレッシャー
ブラックボックス化した職場環境
現場のコンプラ意識の希薄化、認証試験の軽視
などが挙げられています。
また、プロパーの方の意識の低さなども指摘されていますね。
参考記事:【闇】ダイハツ不正はなぜバレた?30年不正して今である理由は…
ダイハツの中古車は安くなる?
ダイハツの中古車は安くなる?中古車は買ってもいいのか?
という疑問が多いようです。
値段が安くなる可能性は高いですが、これからの販売開始時期にもよります。
ただ、逆に相場が上がるパターンもあります。
ダイハツの、あの車のあの色がいい!と思ったお客さんがいたとして、ですが新車販売がストップしている。
となると、中古車を買うしか選択がなくなります。
となるとレア度が増して、中古車相場が上がるというパターンですね。
結論お客さん次第
お客さんが気にしないのであれば、中古車はおすすめされます。
というのも、走る、止まる、曲がる、という基本的な動きはダイハツの車でも問題なくこなせるからです。
事故があったわけでもありませんからね。
ダイハツは新車注文ができない
現在、ダイハツは新車注文ができない状態です(2024年1月)
1月11日のResponseでは次のように記載されています。
全車種の生産を停止中で、再開の時期も見通せていない。その影響を受け、年度内に車両を生産することが困難になったことから発売も延期せざるを得なくなったという。しかも、現時点では延期後の発売時期も「未定」としている。
Response
スバルとマツダもOEM停止
スバルとマツダもダイハツの不正を受けて、OEM停止21日に停止。
スバルとマツダは、ダイハツ工業の認証不正行為の広がりを踏まえ、OEM(相手先ブランドによる生産)供給を受ける車両の新規受注を21日までに停止した。ダイハツの出荷再開の見通しが立たないためだ。スバルは、21日から販売店での受注を停止した。
日刊自動車新聞電子版
ダイハツで働く人への補償
ダイハツで働く人への補償も公開されていますが、まだまだこれから決まっていくようです。
ダイハツ工業の労働組合は、国内全工場での生産停止を受け、従業員の給与の9割以上を会社が補償することを求める方針を固めた。
日本経済新聞
社員の家族も守らねばいけないことから、こちらも早期補償、優先されるべき内容です。
参考記事:奥平総一郎の経歴は元トヨタ社員|学歴は東大卒のミラクルエリート
参考記事:奥平総一郎は妻と子供がいる|36歳以上で技術者や経営者の可能性
ダイハツは倒産するのか
ダイハツが倒産するか、ですが、現状その可能性は低そうです。
ただ、ゼロではないという状況です。
・リコールの費用が膨大
リコールでは部品を交換します、とくにエアバッグなど安全性能に直結するものは必須です。
さらに不正行為174項目もあることから、リコールが増え、その分部品代もかさむというわけです。
・信用の問題
34年以上不正をしていたダイハツですが、信用を取り戻せるか、と言われると正直難しそうです。
これらの理由を解決できて初めてダイハツは倒産を免れることができそうですよね。
しかしながら、どうして今のタイミングでダイハツの不正が明るみに出たのか。
実は半年以上前から公表されていたんですよね・・・。
参考記事:【闇】ダイハツ不正はなぜバレた?30年不正して今である理由は…
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